確認しておきたい!通信制大学の卒業率とは

入学は易しく卒業が難しい通信制大学

誰でも手軽に入学できる通信制大学。条件を満たしていると、ほとんどの場合入学許可は簡単におります。
しかし入学してから、学ぶためのモチベーションを保ち続けるのは容易なことではありません。また社会人の場合だったら面接授業(スクーリング)への出席のための調整がうまくつかなくて、泣く泣く卒業をあきらめるという場合もあるでしょう。
実際通信制大学の卒業率は、思いのほか低いのです。正科生として入学しても、無事に卒業することができるのは全体の10%くらいでしょうか。留年せずに4年(1回生から入学の場合)や2年(3回生に編入した場合)で卒業することのできる確率となると、さらに低いものになるかもしれません。
入るのが簡単だけど卒業は難しい、これが一般的な通信制大学の実態です。

統計には抜け道もある?

しかし最近は、インターネット授業を充実させてスクーリング出席の必要性をなくしてしまったり、週末の2~3日の連続授業でスクーリング単位を取ることを可能にするといったように、卒業への最大の関門であるスクーリング単位の取得に配慮する学校もかなり増えました。
これによって現在の通信制大学の卒業率は、学校によってはもっと上昇している可能性があります。
しかも一般的な卒業率が10%という数字には、実は数字のマジックがあるのです。
通信制大学には、正科生であっても卒業を目的としない人が多く在籍しているのです。既に大学卒業という肩書を手に入れているにもかかわらず、資格取得などの条件を満たすため、必要な単位だけを取得して辞めて行く人たちです。その代表的な存在が教職免許を手に入れるために、通信制大学で不足分の単位だけを履修する学生です。
このような学生を統計の母集団から除くと、卒業率はもっと高いものになるでしょう。

小学校教員免許を通信で取得するには、大学の通信制に通うことが必要です。通信制を開講している大学のうち、教育学部がある大学を調べてみましょう。さらに、取得できる免許の種類も確認が必須です。